壬生寺(ミブテラ)
住  所
京都市中京区坊城仏光寺北入る
電話番号
075-841-3381
壬生寺の写真
律宗・壬生寺は、正暦2年(991)、園城寺(三井寺)の快賢僧都によって創建されました。
本尊は延命地蔵菩薩(重要文化財)であり、古来より厄除・開運の寺として庶民の信仰を集めている。ほかに、五仏錫杖頭(重要文化財)や列仙図屏風(長谷川等伯筆・重要文化財)、室町時代の作を含む190点の狂言の仮面などの寺宝を今に伝え、年間法要や700年の伝統を持つ壬生狂言(重要無形民俗文化財)が有名です。
拝観料 壬生塚       100円
資料室  大人   200円
     高中小生 100円
見どころ紹介
本堂の写真 ◆本堂
昭和37年(1962)、本堂を全焼し本尊地蔵菩薩像を含む多数の寺宝を失った。 しかし新しい本尊延命地蔵菩薩立像(重要文化財)が、律宗 総本山唐招提寺から移されて、昭和45年(1970)に本堂の落慶法要が行われた。
大念仏堂(重要文化財)の写真 ◆大念仏堂(重要文化財)
安政3年(1856)の再建である。 狂言堂とも呼ばれ、この建物の2階部分で 壬生狂言が演じられる。
阿弥陀堂の写真 ◆阿弥陀堂
平成14年(2002)の再建である。阿弥陀如来三尊像(阿弥陀、観音、勢至)が安置されている。設計者は建築家・山本良介氏です。この阿弥陀堂の奥に壬生塚(新選組隊士墓所)がある。
阿弥陀堂受付、売店の写真 ◆阿弥陀堂受付、売店
お守りや新撰組のオリジナルグッズ等が売られています。
水掛地蔵の写真 ◆水掛地蔵
このお堂の地蔵菩薩(石仏)は江戸時代中期の作で、「水掛地蔵」と呼ばれ、水を掛けて祈ると、一つの願いが叶うと信じられている。
千体仏像の写真 ◆千体仏像
平成元年(1988)に建立された。この塔の石仏は明治時代、京都市の区画整理の際に各地から集められた ものである。室町時代からの阿弥陀如来像や地蔵菩薩像 など丁度1000体が、ミャンマーのパゴダに似て円錐形に安置されている。
中院の写真 ◆中院
壬生寺に唯一残る塔頭であり、現在のお堂は文政12年(1829)の再建
である。ご本尊は、十一面観世音(鎌倉時代作)で、洛陽三十三観音霊場の第二十八番札所になっている。
他に鐘楼(嘉永4年(1851)の再建)、三福川稲荷堂(大念佛堂西側)、夜なき地蔵(阿弥陀堂右側)等があります。
バリア情報
◇バリアフリー状況
境内は石畳や小石の砂利道ですが平坦です。本堂前は4段ほどの階段で上るには介助が必要。阿弥陀堂地下には歴史資料館が有りますが、階段なので下りれません。電動車椅子、補助犬はOKです。
表門前段差の写真 ◇表門前段差
道路より5cm位の段差が有ります。
有料駐車場の写真 ◇有料駐車場
坊城通りに面した、コインパーキングで駐車するには介助が必要(8台までで、身障者用駐車場はありません)。帰りは、そのまま進むと四条通りにでます。
境内洋式トイレの写真 ◇境内洋式トイレ
狭いのと手すりが完全でないため、介助が必要です。
壬生塚(新選組隊士墓所)の写真 ◇壬生塚(新選組隊士墓所)
阿弥陀堂内より橋を渡ると有ります。橋の手前に10cm以上の段差があるため、介助が必要です。
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